廿日市市

○廿日市市の鏝絵
廿日市市は広島市のすぐ西に位置し、「厳島神社」があることで有名な都市です。街中に目を向けると古い家屋が点在し、その家の蔵に鏝絵をみつけることができます。しかし、高度経済成長期以降広島市のベッドタウン化が進み、鏝絵があるような古い家屋は減ってきています。鏝絵があったのではないかと思われる跡のようなものは多く見つけることができましたが、鏝絵を残している家はそう多くはありませんでした。また、廿日市市の中でも今回発見した鏝絵はすべて上平良町で発見しましたが、いずれも作製年代や作者を特定することができませんでした。加えて石見地方のようにスケールの大きな鏝絵もなく、家紋や文字の鏝絵が多かったです。

(1)廿日市市上平良

何を示す模様かわからなかったので住民の方に聞いてみたら、どうやらその家に代々伝わる家紋だそうです。他の家にもこれと似たようなものが多くありました。(2013.11.21 撮影者 余村孝輔)

(2)廿日市市上平

鏝絵は初めて見ました。住民の人にいつごろ制作されたのかお聞きしたところ、わからないということでし、かれたかは詳しくわからないが、かなり古くからあるそうです。ですが、5年前の屋根の改修とともに塗りなおしをしたそうです。 (2013.11.21 撮影者 石橋達也)

(3)廿日市市上平良

牛の鏝絵があったお宅の蔵の裏側にあった鏝絵です。なぜこの文字なのか意味は分からなかったですが、非常にシンプルで力強く何か心に響く鏝絵でした。(2013.11.21 撮影者 余村孝輔)

(4)廿日市市上平良

廿日市市で最初に見つけた鏝絵です。色は少し剥げていますが狛犬も龍も精密に描かれていますが、どことなくかわいさを感じる鏝絵です。この家の方に上平良にある鏝絵の情報をたくさん頂きました。(2013.11.21 撮影者 石橋達也)