大田市の鏝絵

(1)大森町昭和 西性寺 鳳凰 松浦栄吉

石見銀山がある大森町の町内にある西性寺の蔵にある鏝絵です。鏝絵の神様・松浦栄吉が描いた鳳凰です。立体的で美しく描かれており、細やかな中にも力強さを感じます。圧巻の作品です。(2013.11.07 撮影者 余村孝輔)

(2)大森町銀山 安養寺 龍 制作者不明


この龍の鏝絵も石見銀山の敷地にあります。顔の髭が長くねじれた紐のようなもので制作されていて手にも同様に毛が埋め込まれている。龍は下を向いているので、土蔵の入り口に立つと目が合うようになっている。 (2013.11.07 撮影者 石橋達也)

(3)大田町宮島 妙光寺 鳳凰 制作者不明


制作年代は不詳。迫力もあり綺麗な鳳凰が描かれています。見る角度によっては鳳凰の顔が鶏に見えたりする面白い鏝絵です。お寺も立派で住職さんも優しいです。(2013.11.7 撮影者 余村孝輔)

(4)大田町宮島 大願寺 龍 制作者不明


妙光寺のすぐ隣にある大願寺の鐘楼門の横に描かれている龍の鏝絵です。龍が波に乗っているよいうに感じられ躍動感があります。下からは見えずらいですが、お寺の方にお願いして、お墓の所から見せていただくとよく見えますよ!(2012.11.7 撮影者 石橋達也)

(5)仁摩町仁万 西往寺 双龍・安珍清姫・金毛九尾の狐             
      児島嘉六 安田鹿市




向かって左から金毛九尾の狐、双龍、安珍清姫の順で本堂正面に並んでいます。どれもとても立体的です。この光景を初めて見たときは、その迫りくるかのような存在感と力強さそして美しさに少しの間言葉が出ませんでした。鏝絵を見る機会があればこの作品は必見です!
(2013.11.7 撮影者 余村孝輔)

(6)仁摩町馬路 高山会館 池月 松浦満幸


現代の左官職人・松浦満幸さんが描いた鏝絵です。馬路の入り口である高山会館にあります。馬の体つきや尻尾など細部まで鮮明に描かれています。スケールも大きいため9号線からでも見
えます!
(2013.11.7 撮影者 石橋達也)

(7)仁摩町馬路 琴ヶ浜会館 琴姫
 

琴ヶ浜沿いにある琴ヶ浜会館の壁に掛けてある鏝絵です。琴姫が立体的に描かれており、存在感があります。また、この鏝絵には「琴姫物語」という伝説があり、ぜひ興味があれば調べてみてください。
(2013.11.7 撮影者 余村孝輔)

(8)長久町 蓮教寺 「龍」と「竹林に虎」 森山孫一

この鏝絵は幅4メートルの壁が束柱によって三つに仕切られ、左側は「竹林に虎」が、真ん中と右側には束柱をまたぐ形で「龍」が彫刻されている。実際に見てみるとその大きさは圧巻でとても立体的である。(2013.11.19 撮影者 石橋達也)

9)大田町 宮崎公園 「里山と海」 品川博

鏝絵は本来漆喰で様々な絵柄を浮き彫りにするものであるが、ここではセメントを使用し漆喰に勝るとも劣らない彫刻が施されいる。また、魚や昆虫たちの姿が本物そっくりに描かれている。子供だけでなく大人も楽しませてくれる。(2013.11.19 撮影者 余村孝輔)

(10)仁摩町馬路 満行寺 「天人」 松浦満幸

 
平成9年の屋根替えに合わせて制作された。作品は大きく、とても色鮮やかである。制作においては色や見上げた時の形、色漆喰の作り方などについて試行錯誤の作業で、特に目の向きを描くのに苦労したという。(2013.11.19 撮影者 余村孝輔)

(11)温泉津町 安楽寺 「龍」 山本庄吉

約横幅8メートル、高さ3メートルという巨大な作品。初めて見たときはそのスケールと圧倒的な存在感には思わず声を上げました。私がこれまで見てきた龍の鏝絵の中では最大級のものです。(2013.11.19  撮影者 石橋達也)

(12)温泉津町 西念寺 「蓮」 制作者不明

明治16年に制作された。近年、寺の改修工事がありその際に鏝絵も修繕したそうです。そのため真っ白でとてもきれいで大きい鏝絵です。全体的にとてもなめらかな曲線で描かれています。
(2013.11.19 撮影者 余村孝輔)


13)温泉津町 敬願寺 「龍」 槙坂治義

昭和初期の作品。なんといっても立体感がすばらしいです。他の鏝絵にも立体感のある作品はたくさんありますが、この作品のもつ立体感はその中でもトップクラスです。色も鮮やかで龍の気迫を感じさせる作品です。龍には網がかけてあり大切に保管されています。(2013.11.19 撮影者 石橋達也)

(14)温泉津町 福正寺 「龍」 制作者不明

昭和7年に制作された作品。所々細かい破損はあるが迫力満点であり、龍の周りを取り巻いている雲も一つずつ精巧に仕上がっています。全体的に大きく、立体感のある作品です。(2013.11.19 撮影者 石橋達也)

(15)仁摩町 満行寺 「龍」 制作者不明

大正14年に制作された作品です。この鏝絵は4面全てにあり、これは経蔵正面の写真です。細やかなタッチと龍が今にも飛び出しそうなまでの躍動感が特徴的です。左官の神様である松浦栄吉の作品が残る西性寺の鏝絵とかなり似ています。(2013.11.19 撮影者 石橋達也

(16)大森町 石見銀山世界遺産センター 「フレスコ画」

平成9年に制作された比較的新しい作品です。大森町にある、石見銀山世界遺産センターの2階建ての建物(階下はトイレ)の壁面に描いてあるバッタのフレスコ画です。バッタと共にビー玉も描かれており、とても綺麗で透明感のある作品です。鏝絵とはまた異なった趣があるので是非一度見てください。 (2013.12.26 撮影者 余村孝輔)

(17)長久町 渡辺家 「家紋に虎」 杉本 豊吉

戦後に制作された作品です。渡辺家の家紋に可愛らしい虎が乗っかっている鏝絵です。大きさは他の鏝絵に比べて小さいですが、細部まで描かれており、りりしい顔を持った虎です!(2013.12.26 撮影者 余村孝輔)

(18)水上町 中田家 「竹林に虎」 「月にウサギ」 荻原春


昭和8年に制作された作品です。石州瓦の産地として有名な水上町の中田家の壁を飾っています。美郷町の山根家にある鏝絵と同じ構図で描かれている作品で、比べてみると面白く、興味が湧いてきますよ。 (2013、12、26 撮影者 余村孝輔)

(19)波根町 長福寺 「竹林に虎」 「龍」 不明


明治時代に制作された作品。他の「竹林の虎」とは違い、虎に非常に迫力があり、躍動感があります。竹も実に見事に描かれており、反対側の龍は波に乗っており、こちらも躍動感のある作品です。どちらの作品とも見ごたえのある鏝絵ですよ! (2013.12.26 撮影者 余村孝輔)

(20)大田町 川島家 「松に鷹」 不明

明治39年に制作された作品。川島呉服店の入母屋屋根の三角の壁に施された鏝絵です。金色の松と鷹に背景の青色が上手く重なって見える綺麗な鏝絵です。力強い松と立体感のある鷹が上手くマッチしています。少々暗くなってしまいすみません。。 (2013.12.26 撮影者 余村孝輔)

(21)仁摩町宅野 龍善寺 「龍」 河行清五郎 「牡丹に唐獅子」 大門新作


それぞれ明治37年と明治44年に制作された作品。どちらの作品も龍善寺の本堂の中に飾ってあります。明治時代の作品にも関わらず、きれい色鮮やかな色で描かれており、保存状態も非常に良好です。特に唐獅子の方は立体感が優れており、記憶に残る鏝絵です。 (2013.12.26 撮影者 余村孝輔)

(22)温泉津町 厳島神社 「龍」 温泉川清二郎 三島伊作 「波ウサギ」 三島健治 「牡丹に唐獅子」 山本栄吉 「松に鷹」 清太郎