松浦 栄吉(まつうら えいきち) 1858~1927

  • 大田市仁摩町馬路の出身の左官職人。
    東京での活躍していたとき、外務省の嘱託として領事館建設のため上海へ派遣された。
    そこで英国の左官技術である蛇腹(=ジャバラ、壁と天井の境の飾り)を修得し当時ジャバラのできるものがいなかったため日本に呼び戻され、大阪の郵政管理局のジャバラを披露した。
    その他にも下関の山陽ホテル、福岡医大、福岡工科大などの仕事にも携わった。
    伝統的な左官技術に加え、彫刻や新しい技術も修得していることから"左官の神様”と呼ばれ、広く知られた。彼の菩提寺である大森町西性寺の経蔵に、見事な<鳳凰>や<牡丹>が彫刻されている。馬路の実家には朝鮮で手がけた建物の写真が残されている。
         
                               <鳳凰 西性寺 >



                                       <菊 西性寺>
西性寺



鏝なみはいけんhttp://www.kotenami.jp/
島根県立大学総合政策学部 井上厚史ゼミ3回生 2012年度石州左官・鏝絵調査報告書参照