品川 博(しながわ ひろし) 1954~



1954年邑智郡瑞穂町(現邑南町)生まれ。15歳で故郷を離れ加古川の長兄の元で左官の修業をした。「左官アート」の世界へ踏み込んだのは20代後半。多くの左官職人が転廃業する中、本業が暇なときにセメントを家に持ち帰り、擬木などを作り始めたのがきっかけ。品川さんの作品は、浮き彫りの鏝絵から立体的な彫塑まで広く、建築の装飾はもとより、植木鉢や花瓶などから、昆虫、動物など大小様々な作品を作っている。品川さんの技術は左官業界でも高く評価されており、「技能顕功賞」や左官アート展示会で「技術保存特別賞」を受賞している。下の写真は大田市役所にある宮崎公園の公衆トイレ。壁面にリスやトビウオなのどの小動物、クワガタムシやカモメなども描かれていて、とても愛くるしく親しみのもてる作品である。

                                       <雑木林と小動物 公衆トイレ外壁>



鏝なみはいけんhttp://www.kotenami.jp/index.html
島根県立大学総合政策学部 井上厚史ゼミ3回生 2012年度石州左官・鏝絵調査報告書参照