三嶋 健治(みしま けんじ) 1898~1967

  • 大田市温泉津町小浜で代々旅館業を営む家に長男として生まれる。八代目にあたる彼は若い頃から秀でた技術を持っていたため、家業は継がず左官の道へ進んだ。叔父の三嶋伊作(みしまいさく)について修業し、彫刻を学んだ。旧満州で仕事をしていたこともあるが、主に東京で活躍した。親方として多くの弟子を抱え、主に三井産物の仕事を請け負っていた。彫刻ものを得意としており、温泉津町小浜の生家の三階正面の壁に、鯛を抱えた<恵比寿>がある。厳島神社の拝殿には<波ウサギ>を彫刻し、その中にデフォルメされた動物たちや自身の名前が入っている自画像などのユニークに富んだ作品が奉納されている。


                              <波ウサギ 厳島神社>
波ウサギ

 


                                      <大黒 漆喰看板>
大黒 漆喰看板



鏝なみはいけん
http://www.kotenami.jp/index.html
島根県立大学総合政策学部 井上厚史ゼミ3回生 2012年度石州左官・鏝絵調査報告書参照