観光客の推移 

地域経済ラボラトリーのホームページより

石見銀山は平成19年に世界遺産へ登録され、上記のグラフのように翌年には3倍近くまで観光客が増加しました。しかし、ブームが去ってしまうと遺産登録前とほぼ変わらない水準まで下がってしまいました。理由としてはツアーなどで日帰りをしてしまう観光客が多いことが挙げられます。これに対応するために石見銀山がある大田市は周辺の三瓶温泉並びに温泉津温泉をはじめとする大田市内の宿泊可能な地域へ誘導することで滞在型観光へ移行するように大田市全体の観光振興に取り組んでいます。観光客に滞在してもらうためには、ツアー旅行ではなく個人旅行で訪れてもらうことが重要です。ツアーで訪れるとどうしても時間が限られてしまうし、宿泊も銀山周辺外でされることが多くなってしまうからです。

 

 また、大田市は事業コンセプトとして「歩く観光」を進めています。平成2010月から龍源寺間歩までの路線バスが、環境や住民の生活が守れないとの観点から廃止されました。これにより貸自転車やベロタクシーといったものはありますが、観光客は基本的に大森町を歩いて散策することになりますが、この「歩く観光」によりいっそう大森の歴史的町並みをゆっくり楽しめるのではないでしょうか。また、大森町周辺は三瓶温泉や温泉津温泉など温泉資源も豊富なので散策で疲れた体を温泉で休めるというのも一つの石見銀山の楽しみ方だと思います。

 


 

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