私たちの先輩は、中村ブレイスの中村社長にお会いし、お話を聞いたり食事をしたりしておられます。その時には、中村さんが小さかった頃に父親からされたお話しや、義肢作りの技術を学びにアメリカへ行ったときのお話し、地元である大森町へ帰ってきて義肢作りを始めたときのお話しなどたくさんのお話しをして頂いたそうです。また、ゲストハウス「ゆずりは」の建設を見学したりと、たくさん交流をしておられます!中村社長にお会いする前に私たちが考えた質問に答えてくださりました。
それを紹介します。

取材日:2013年4月26日
Q1.
石見銀山への観光客が減っていますが、原因や問題点はなんだと思いますか?
A.「石見銀山遺跡とその文化的景観」は1974年日本で14番目、アジアでは初めて産業遺産としてユネスコの世界遺産に登録されました。登録決定時の頃は、それまでの約3040万人程度だった入り込み客が、一挙に100万人を越す人出となり、石見銀山周辺は全国からの人であふれるような状況でした。世界遺産イコール大観光地!!と考えている方にとっては、5年経過して現在の5060万人と減少していることに、不安視され、もどかしさを感じているかも知れません。しかし、住民400人の町で連日数千人を越す人出を迎えること自体が自然の姿であることは思えず、登録当時の大フィーバーが少しずつ落ち着いてきたのが、今日の状況ではないかと考えています。

 交通問題・駐車場やトイレなどの問題も生まれ、物見遊山的に石見銀山をのぞいておこうというように、滞在時間も数時間で移動して終わりの傾向でした。最近ではある程度予備知識も持って一日、半日かけてゆっくり行動される方も多くなっていますので、内容的には濃くなっています。入り込みの数字だけでのマイナス評価は相応しくないように感じます。リピーターの方も多く、最近では欧米などの外国人の姿も以前に増して多くなっていますし、若者の定住増加や全国の大学ゼミ関係者や専門家の訪問も特に目立つようになっています。
 今後10周年に向けて真価が問われると思いますが、楽しみも多い展開も生まれようとしています。

Q2.中村社長の思う銀山の魅力とは?
A.
世界遺産としては地味でよく分からないと思われるかも知れませんが、中世の世界史の中で、アジア、日本を代表する壮大な歴史の1ページを彩ったのが石見銀山で、奥の深い再発見の夢も有す魅力的な遺産です

Q3.中村社長にとって銀山はどんな存在ですか?
A.私のこれまでの行動のすべての「源(みなもと)」原動力となったのが石見銀山です。石見銀山が私の生命(いのち)でもあります。

Q4.これから銀山、大森町にどうなってほしいですか?

A.世界の大航海時代に石見銀山が大きな輝きを放ったように、金川さん達のように若い次の世代に豊かな歴史を伝える努力を忘れずに、住民も市民も世界の人々に、誇りと希望の持てる楽しく魅力豊かな石見銀山の町にしてみたいと考えています。


◎中村ブレイス訪問
  2013年11月28日に中村ブレイスを訪問し、中村俊郎社長にお会いすることができました!!!!中村社長とお話をした後、義肢装具製作の作業の様子を見学させていただきました。中村社長とのお話では、中村ブレイス創業から現在に至るまでのお話や私たちの質問に答えてくださったりと、たくさん貴重なお話ができました。中村社長は、探究心を身につけること、挑戦すること、感心を持つことが大事だとおっしゃられました!!!!その後、義肢装具の製作現場の見学をさせていただきました。日本だけでなく世界からも注文を受け作っておられます。写真は義肢を作っている様子を見学しているところです!


  最後に昼ご飯をごちそうしていただきました(*^_^*)うめの店のとんかつ定食を食べました。とてもおいしかったです。そこでも中村社長とたくさんお話ができました。短い時間でしたがとても良いお話が聞けてよかったです。また機会があればお会いしたいです。次は建設を計画している夢の館の建設から完成までを取材できたらと思います。最後に質問を紹介します。
  
Q1.宿泊施設「ゆずりは」の利用率などはいかがですか?
A1.2013年の11月中だけで100人以上の方に利用していただいています。大学研究者や世界中のいろんな方が宿泊されています。こんなに多くの方に利用していただけるとは思ってなかったのでびっくりです。

Q2.今の大森町に足りないものは何だと思われますか?
A2.不満を言うときりがないので、足らないものがあることがチャンスで、それをバネにしていくことが大切。足らないものが私の生きるバネになりました。今はその足らないものを補っていけるような若者が多いので今後がとても楽しみです。

Q3.新しい企画は何かお考えですか?
A3.銀山内にある建物を利用して夢の館を作ろうと思っています。



取材日:2013年11月28日