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有馬光栄堂 お店情報 営業時間: 9:00~17:00(年中無休) 販売商品: げたのは550円、銀山あめ350円 住所:島根県大田市大森町ハ141 TEL:0854‐89‐0629 有馬さんインタビュー 私たちは11月15日(土)に有馬光栄堂さんにお邪魔してお話を伺うとともに、現在私たちが取り組んでいる内容である、商店街の集客率を上げるために有馬光栄堂さんと協力し活動したいというお話をさせていただきました。
 まず最初に有馬さんが石見銀山に対する思いやお土産に対するこだわりを話してくださいました。お店をやっていると「石見銀山はどこですか?」と聞かれることがよくあるそうです。どうやら石見銀山=間歩と思われていることが多いらしく、有馬さんからすると、商店街側のこの街並みも含めて石見銀山なんだということをきちんと知ってもらいたいとのことでした。また有馬光栄堂さんで販売しているげたのはと銀山あめはここでしか売っていないのでぜひ足を運んで買ってほしいとおっしゃっていました。なので大田市内のスーパーなどでの商品の販売は断っているそうです。げたのはは軽い食感でほどよい甘さでおいしかったです。名前の由来は、げたのは2枚を持ってお互いを軽くぶつけ合うとカランカランと下駄の歩くときのような音がすることだそうです。銀山あめの中にはなんと大豆が入っていて珍しいです。「お土産といったら最近はクッキーやせんべいなどで『〇〇へ行ってきました』という文字を入れただけのものが多くて、それらは文字を変えて使いまわされているけれど、うちのお菓子は他にない味、食べてみないとわからない味なんだよ!」ということも熱く語られていました。ただ最近はツアーで来られたお客さんでどうしても商店街まで買いに行く時間がないという声が何度かあったので観光案内所と世界遺産センターにも商品を置くようにしたそうです。また、材料には値段は高いけれどあえて沖縄産の黒糖を使用していたり、今でもお店の奥でお菓子をつくっているので銀山あめを切っている音などが聞こえてきたり、建物もいまだに昔のままにして生活感あふれるお店にしていたりと、こだわりもたくさん教えていただきました。そして、お客さんが時間があるときはお店の中のいすに座ってもらってお茶や試食のおもてなしをしながら一緒に世間話をしたり、時間がなくても少しだけ立ち止まってもらって試食を勧めてお菓子の宣伝をしておられ、お客さんをとても大切にされています。
次に商店街の集客率や冬場の観光客数についてお話しました。有馬さんのお店は年中無休でお店をやっておられるが、他のお店は定休日があったり天気の悪い日はお店を閉めたり冬の間は営業しないといったお店が多いことがいけないのだとおっしゃっていました。もうけさえすればいいという考えはやめて、来た人に喜んでもらいたいというふうに考えなければいけないともおっしゃっていました。商店街の集客率を上げるためには番組や新聞にとりあげてもらったり、まず他のお店も常にお店を開けてもらってそのうえで一緒に協力して商店街を盛り上げていかないといけないだろうとおっしゃっていました。
有馬さんは人とお話をすることが好きなようで、他にもおもしろいお話をしてくださいました。今でも有馬さんは休日に野球をしているそうです。チームは15歳の少年から65歳の有馬さん(最年長!)まで幅広い年齢層で、毎週楽しく野球をしておられるそうです。また、お孫さんの名前が「ぎん君」というそうで「有馬ぎん」だからイニシャルは「Ag」で、これは元素記号で「銀」なんだよと楽しそうにおっしゃっていました。質問にはとても丁寧に答えていただき、途中でおもしろい話をしてくれたり、とても話しやすく親しみやすい方でした。約1時間ほどのインタビューはあっという間でした。今回のインタビューで了承していただき、これからも協力して活動していくことになったので、有馬光栄堂とともに商店街の集客率を上げるために頑張りたいと思います!
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