定住塾


 11月9日(日)、江津市の風のえんがわにおいて定住塾が開催されました。私たち定住班は、島根県の定住の現状を知る良い機会だと思い参加させていただきました。当日のタイムスケジュールは以下の通りです。

・11:00~ 開会、ピザづくり交流会スタート
・13:00~ 定住についての討論会
        基本テーマ:島根に来てよかったこと、悪かったこと
・15:00  閉会

 今回の定住塾は、島根県に産業体験者として来られている方が8人、定住財団石見事務所の方が4人、松江事務所の方が2人、西武県民センターの方1人、それから私たち定住班3人の参加のもと行われました。

 最初は、緊張もあってか会話が弾みませんでしたが、ピザづくりを一緒にしていくなかでだんだんとアットホームな雰囲気となっていきました。生地から作ったピザは、大きさや具材がそれぞれまったく違った個性あふれるものに仕上がっていました。作ったピザを食べながら会話をしているうちに、皆さんの緊張が確実にほぐれていったと思います。定住班は3人とも初めての体験だったので、貴重な体験ができてよかったです。



 
 その後の討論においては、実際に農業研修制度を利用した多くの方から生の声を聞くことができました。基本的なテーマは、「島根県に来てよかったこと、悪かったこと」というものでした。参加者の意見としては、良かったところとして「人が優しい。」、「川が美しいといった自然環境に恵まれている。」などという意見が飛び出しました。反対に、悪かったところとしては「物価が高い。」、「交通が不便、ガソリン代がかかる。」、「都会との暮らしのギャップに奥さんが苦しんでいる。」といったような意見がありました。一方では、「島根の場所にある一定期間以上住み着いたことがないので、島根だからこその良さというのはわからない。」といった意見もありました。どの意見も、実際に定住してきた方の意見ということもあってすごく説得力がありました。篠原が「定住先を決めるとき、一番決め手になったことは何ですか。」という質問をぶつけたところ、多くの人は「行政や財団の対応がよかった。」と答えました。結論としてはあまりにシンプルになってしまいますが、”人”というのはすごく大切なキーワードだなと感じました。そういった面でいうと、役場の人事が変わってしまうことで定住対策等の体制そのものが変わってしまうのではないかという不安を持っている方もいらっしゃいました。また、島根県としては来年以降、定住に関する専用の窓口が設置されるかわからないという状況にあり、このままでは定住促進は難しいのではないかと感じました。定住したいと思っている人をすべて受け入れるのが良いのかという話も飛び出し、考えさせられる部分が多かったです。