今年、私たちは例年に引き続き6月23日から26日にかけて滋賀合宿を行いました。

今年は学生が二回生のみであり私たちの代では初めての合宿でもあったので、チームワークの大切さなど様々なことを学びました。

・針江のんきぃふぁーむさん

私は針江のんきぃふぁーむで様々な体験をさせていただきました。私が主に行った活動は田んぼの雑草取り、喫茶古良慕のお手伝い、お米の袋詰め作業などでした。田んぼに入らせてもらえるなんてめったにないことなのでとても良い経験になりました。

田んぼの中は踏み込むと見た目より深く足が沈んで歩きなれるのに時間がかかりました。でも、なれると土の中が思いのほかあったかくて気持ちよかったです。除草作業ではどこまでが草でどこが稲なのか、の判別に苦戦しながら進みました。この日は半日の作業だったにも関わらず、石津さんたちに気遣っていただいてアイスや飲み物をごちそうになりました。

農業は一人で黙々としている作業が多いので人と関わっていくことでモチベーションが上がるというお話を聞きましたが、このときの作業でそれを実感しました。この広い田んぼの中を一人で作業しているときと近くに誰かがいるときとで、ずいぶん作業のきつさが変わりました。そして休憩をはさんでお話するだけでずいぶん疲れが取れました。農業においてもやはりコミュニケーションは大切である、ということが今回の作業でわかりました。




・グリーン藤栄さん

現場に到着すると、まずは田んぼの説明をしてくださいました。田んぼと田んぼの間にある大きめの溝、そこと田んぼ横をつなぐ水路が存在していました。それは、のんきぃふぁーむ班で事前に調べていた生き物と共生するために創られた「ゆりかご水田」と同じものでした。なので、田んぼ横の溝にはナマズや小魚が生息していました。雨が降れば田んぼの水が増し、田んぼの中に様々な生き物が流れて来ることで、近所の子供たちがその生き物を捕まえようとやってくるそうです。そこで梅村さんは、「田んぼの付近で遊んでいる子供を見ると、生き物と共生できていると感じる」とおっしゃっていました。

田んぼについての説明の後、米の袋詰め作業とヨモギをミキサーにかける作業に分かれ、私はヨモギの方にまわりました。このヨモギは、野生のヨモギを畑に植えつけ、育ったものを回収、加工して販売しているそうです。加工というのは、ヨモギをミキサーにかけてすり潰し、それを保存するという工程までしか私はしていません。私が知っている限りでは、そのヨモギが原料となる商品は、前日にいただいたヨモギ饅頭があります。タダのものに価値を見出すのは難しいし、そんなことができる人は本当にすごいと感じました。


・古良慕さん

古良慕は喫茶店で、裏では古材を集め、それを若い方々にも古建具などとして気軽に使っていただこうと、購入しやすい価格で販売しています。そんな古良慕での作業は、裏に山積みになった硝子戸の分別と移動でした。男3人で行い、100枚ほどの硝子戸を持っては運び持っては運びを繰り返していたので、腕はもうパンパンになりました。昼をまたいで約4時間でその作業は終わりました。その後、私はその整理した硝子戸のネット販売にあたってのお手伝いをさせていただきました。戸の寸法を測り、実物の前後の写真を撮るという作業をしました。島村さんには喫茶店の仕事もあり、あの作業をこなす時間はないはずなので、来年も足を運んだ時は喜んでお手伝いしたいと思いました。

昼食は古良慕で食べたのですが、そこでも少しだけお手伝いをさせていただきました。ジャガイモとお米を洗い、かまどを使っておこげ入りのご飯を炊き、ジャガイモを茹でました。飯盒を使ってご飯を炊いたことはありましたが、かまどは初めてだったのでとてもいい経験が出来ました。島村さんが出してくれた料理もとても美味しく、こんな喫茶店が近くにあればいいのにとふと思ってしまいました。


最初に述べた通り、今回の合宿は、学生が2回生のみで、とても大変なものでした。しかし、それと同じ分だけ、たくさんの経験をすることができたし、とても楽しかったです。
来年は自分たちにもゼミの後輩ができるので、来年の滋賀合宿では、その後輩たちと共に、協力して活動に取り組みたいです。